ディズニーには時計と鏡がない?その意味と真相

こんにちは、マルです☆

 

ディズニーには「夢の国」と言われる様に、ゲストに心からパークを楽しんで貰う為の工夫をたくさんしています。その一つとして言われるのが「時計と鏡がない」という話なんですが・・・。

 

ディズニーに時計と鏡はない?

果たして本当に、ディズニーに時計や鏡はないんでしょうか?結論から言うと、あります。ただ、時計に関しては最小限の設置にとどめているにしている印象はあります。鏡に関しては、トイレやショップなど、かなりの場所に設置されていると思います。ただそれも最小限と言えなくはないです。

 

パーク内で一番目立つ時計と言えば、ディズニーランドのシンデレラ城にある時計でしょうか。これはかなりデカデカとしている為、覚えている人も多いかと思います。ちょっと画像を貼ってみましょうか。

 

 

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はい。分かりにくいですよね。笑

 

時計を撮ろうと思って撮った写真ではないのでこんな感じですが、矢印の先の赤丸に囲われてるのが時計です。めちゃくちゃセンターですよね。目立つと言えば目立ちます。でも時計というより「そういうデザイン」って感じに溶け込んでますね。時間を知るための時計じゃない感じがします。

 

 

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お次はコチラ。ワールドバザールの様子です。赤丸のところに時計がありますよね。これは完全に時計って感じなので、覚えている人も多いかも?普通の数字じゃなくて英数字で表記しているところに「時計としての機能よりも周りに溶け込むデザイン」というこだわりを感じます。

 

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お次はコチラ。上の写真のどこに時計があるか分かりますか?マルは今回調べて初めて分かりました。普通の目線だとこんな感じの光景なんですが、この中のどこかに時計があります。

 

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答えは上の画像。分かるか〜!笑

 

もう完全に時計としてのていを成してません。時間を知らせる為って言うより本当にデザインとしての時計って感じですよね。「テーマパーク内には○○個の時計を配置しなければいけない」っていう防災関係の法律でもあるんでしょうか。消火器とか非常口のマークみたいに。

 

ランドにもシーにも、他にもいくつかの時計があります。次のパークに行った時は、ちょっと気にして見てみるのもいいかも知れないですね。

 

時計と鏡がないことの意味

鏡は結構ある。時計はちょっとある。どちらも、ないことはない。

 

って事が分かったんですが、なんで「夢の国には時計と鏡がない」と噂されるのでしょうか?それには「それが夢の国にマッチする」という理由があるはずです。

 

これは両方とも「夢」と「現実」が関係しています。

 

私たちは普段現実の世界に生きています。そこでは楽しい事もあるし、もしかしたら辛いことの方が多いと思います。その「夢と現実を繋ぐもの」として考えられるのが、時計と鏡なのです。

 

時計は楽しい時間の終わりをカウントダウンするし、鏡は現実の自分の姿を見せつけます。

 

もちろん時間の確認は必要な事なのですが、それは自分が意図した時にすればいいこと。パッと目に飛び込んでくる時計と、自分で確認する腕時計やスマホの時計は意味が違ってくるのです。それは鏡も同じ事。

 

そういう「細かい気遣い」みたいなものが夢の国にはあるんじゃないか?という期待みたいなものが、この噂の真相だと思います。そして、現実には時計も鏡も設置されていますが、その数は必要最小限に抑えられているとも思います。

 

ディズニー側が何をどう計算しているのかは分かりませんが、「きっとディズニーはそこまで気を使ってくれているんだね」と、ある意味で盲目的に信頼を寄せる事も、それはそれで夢の楽しみ方としてはありだと思います。いや実際、色々気を使ってくれてると思いますよ。だからこそ、ここまでのブランドとして育ったのだと思いますから。