ディズニーに行くたびに気になるのが、あの「ディズニープレミアアクセス(DPA)」の文字!せっかくの夢の国なのに、アトラクションに乗るために追加料金を払うべきか迷ってしまいますよね。1回1,500円から2,500円という料金を見ると、家族分だとかなりの出費になってしまうのも事実です。
でも実際のところ、DPAって本当に必要なんでしょうか?どんな時に購入すべきで、どんな時は我慢した方がいいのか、正直よくわからないという方も多いはず。長時間の待ち時間を短縮できるのは魅力的だけど、お財布と相談すると悩ましいところですからね。
そこで今回は、DPAの費用対効果から購入判断の基準まで、実際の利用者の声も交えながら調べてみました!
ディズニープレミアアクセスって結局何なの
ディズニープレミアアクセス(DPA)は、2022年5月から東京ディズニーリゾートで導入された有料の時間短縮サービスです。簡単に言うと、人気アトラクションやショーの待ち時間を大幅にカットできる「有料版ファストパス」のようなものなんです。
従来の無料ファストパスに代わる形で登場したこのサービス、実際にどれくらい効果があるかというと、通常120分以上の待ち時間が10分程度まで短縮されるという驚きの効果があります。私も以前、ソアリンで3時間待ちの日にDPAを使ったんですが、ほぼ待ち時間なしで乗れた時は「マジで!?」って思いましたね(正直、料金の高さを忘れるほど感動しました)。
2025年7月現在の対象施設を見てみると、ディズニーランドでは美女と野獣(2,000円)、ベイマックスのハッピーライド(1,500円)、スプラッシュ・マウンテン(1,500円)などのアトラクションに加えて、エレクトリカルパレード(2,500円)、クラブマウスビート(2,500円)といったショーやパレードも対象になっています。
購入方法と注意点
DPAの購入は、パークに入園してからでないとできません。事前購入ができない理由は、公平性や効率的な運用を保つためとされています。購入はディズニーリゾート・アプリまたはパーク内の指定窓口で可能で、支払いはクレジットカードのみとなっています。
ただし、枚数に限りがあるため売り切れることもあります。特に人気のアトラクションやイベントパレードは、開園から早い時間で売り切れてしまうことが多いんです。あと、一度購入するとキャンセルや払い戻しは一切できないので、購入前はよく考えた方がいいかも。
DPAの料金って本当に高いの
「1回1,500円から2,500円なんて高すぎる!」そんな声をよく聞きますが、実際のところどうなんでしょうね。ちょっと計算してみると、意外な結果が見えてきます。
あるブログで紹介されていた計算方法を参考にすると、1DAYパスポートが9,400円の日を例にした場合、パークでアトラクションやショーに使える時間を9時間とすると、1時間あたりのチケット代は約783円になります。もしソアリンの待ち時間が160分(2.6時間)だった場合、その待ち時間に費やしているチケット代は約2,035円という計算になるんです。
実際にネット上では「USJのエクスプレスパス4は4枚セットで7,800円〜18,800円なので、特別高くもないのかな」という声もあります。確かに他のテーマパークと比較すると、DPAの料金設定はそこまで突出して高いわけでもないのかもしれませんね。
そういえば、最近は平日でも結構混んでるんですよね。以前は平日なら余裕だったのに、今は平日でも100分待ちとかザラにあります。
コスパが良いDPAの見極め方
話を戻すと、待ち時間が120分以上の場合にDPA購入の価値があるという目安があるようです。具体的には、1DAYパスポートが10,900円の日なら待ち時間126分以上、9,400円の日なら144分以上、8,400円の日なら162分以上でコスパが良くなる計算らしいです。
まあ、こうして数字で見ると「あれ?意外と妥当な値段なのかも」と思えてきますが、家族4人分となると話は別ですからね。
DPAが必要な人・不要な人の特徴
実際にDPAを利用した人たちの体験談を見ていると、明確に「買って良かった」派と「う〜ん、微妙だった」派に分かれています。どんな人がDPAの恩恵を受けやすいのか、パターン別に整理してみました。
DPAがおすすめな人
遠方から来園する人にとって、DPAは特に価値が高いようです。「年に1回しか来れないから、確実にお目当てのアトラクションに乗りたい」という気持ち、よくわかります。実際の口コミでも「高いと思ったけどとても有利」「確実に目当てのアトラクションやショーを楽しめる」という声が多数見つかります。
小さいお子様連れの家族も、DPAの効果を実感しやすいグループです。長時間の待ち時間でお子様がぐずってしまうリスクを考えると、多少お金をかけてでも快適に過ごしたいという判断は十分理にかなっていますよね。妊婦さんやご高齢の方など、体調面で長時間並ぶのが辛い方にも同様のメリットがあります。
DPAが不要かもしれない人
一方で、平日の比較的空いている日に来園する場合は、DPAの価値が下がる可能性があります。「比較的空いている平日にも関わらず、混んでいるという声が見受けられた」という報告もあり、DPA導入によって通常の待ち列にも影響が出ているかもしれません。
年間パスポートを持っていて頻繁に来園できる人や、「とにかく費用を抑えたい」という人にとっては、無料のプライオリティパスやエントリー受付を活用する方が現実的だと思います。
DPAを使わずに楽しむ方法はある
「DPAは高いから使いたくないけど、効率よくパークを楽しみたい!」そんな方のために、無料で利用できるサービスも充実しています。
まず覚えておきたいのが「プライオリティパス」です。これは無料で取得できる時間指定パスで、対象アトラクションの待ち時間を短縮できます。DPAほどの効果はありませんが、うまく活用すれば十分に役立ちますよ。
ショーやパレードについては「エントリー受付」という抽選システムがあります。当選確率はそれほど高くありませんが、まずは抽選に挑戦して、外れた場合にDPAを検討するという選択肢もありますね。
混雑を避ける基本戦略
そもそもの話として、混雑を避けるタイミングでの来園を検討するのも一つの方法です。平日や閑散期なら、DPAを使わなくても比較的短い待ち時間でアトラクションを楽しめる可能性が高くなります。
ただし最近は、以前ほど平日が空いているわけでもないようです。実際に平日に行った人からも「いつもより混んでいる」という声が聞かれるので、事前の情報収集は欠かせませんね。
あ、そうそう、書き忘れていましたが、2025年4月からファンタジースプリングスのアトラクションは並べば誰でも乗れるようになりました。これまではスタンバイパスが必要だったんですが、今は普通に並ぶだけでOKです(ただし、待ち時間は長くなる可能性が高いですが…)。
DPA購入のベストタイミングはいつ
DPAを購入するなら、タイミングが重要です。人気のアトラクションやイベントパレードは、開園から1分1秒を争う勢いで売り切れることもあります。
特にディズニーランドのイベントパレードは売り切れ時間が早く、ディズニーシーではファンタジースプリングス内の「アナとエルサのフローズンジャーニー」のDPAが一番人気で早めに売り切れる傾向があります。
実際の購入戦略としては、入園後すぐに最優先のDPAを購入し、1時間経過してから次のDPAを購入するという流れが基本になります。「私たちは入園後すぐパレードのDPAを買って、1時間経過してからクラブマウスビートのDPAを買いました」という体験談もありました。
売り切れ状況の確認方法
DPAの売り切れ状況は、東京ディズニーリゾート・アプリでリアルタイムに確認できます。また、SNSで他の来園者の情報をチェックするのも有効な方法だと思います。
ちなみに、2025年2月11日からは同じショー・パレードのDPA(別の公演回分)を、先に取得したDPAの利用後または入場時間終了後に再度購入できるようになりました。これによって、お気に入りのショーを複数回楽しむことも可能になっています。
結局DPAは買うべきなのか
ここまで色々と調べてきましたが、正直なところDPAが必要かどうかは、その人の状況や価値観によって大きく変わってきますね。遠方からの来園で「絶対に乗りたいアトラクションがある」という場合や、小さなお子様連れで「長時間並ぶのは現実的じゃない」という状況なら、DPAの価値は十分にあると思います。
一方で、「とにかく費用を抑えたい」「平日の空いている日に来園予定」という場合は、無料のサービスを活用する方が賢明かもしれません。ネット上でも「高いけどやっぱり良い」という声と「あまり価値が見いだせなかった」という声の両方が見られるのが現実です。
大切なのは、自分たちの来園スタイルや予算に合わせて冷静に判断することです。DPAは確実に待ち時間を短縮してくれる便利なサービスですが、それが必ずしもすべての人に必要というわけではありません。まずは無料のサービスを活用してみて、どうしても必要だと感じた時にDPAを検討するという段階的なアプローチもありだと思います。
何より、DPAの有無に関わらず、ディズニーでの時間を楽しく過ごすことが一番大切ですからね!料金や対象施設は変更される可能性もあるので、最新情報は公式サイトでご確認ください。