ディズニーとUSJの外国人観光客を比較!どちらが人気で円安の影響は?

日本のテーマパークといえばディズニーとUSJが有名ですが、外国人観光客にはどちらがより人気なのでしょうか?

インバウンド需要が高まる中、両パークの外国人観光客の違いや、円安の影響について気になりますよね!

そこで今回は、ディズニーとUSJの外国人観光客の実情について詳しく調べてみました!

外国人観光客の人気ランキングではUSJが圧勝

まず驚いたのが、外国人観光客向けの人気ランキングでの結果です。

💡訪日ラボの調査によると、外国人の口コミを基にしたテーマパーク人気ランキングで、USJが1位を獲得しています

このランキングでの順位は以下のようになっています:

・1位:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

・2位:チームラボプラネッツ TOKYO DMM

・3位:東京ディズニーランド

・4位:ワーナー ブラザース スタジオツアー東京

・5位:東京ディズニーシー

ディズニーも3位と5位にランクインしていますが、USJが圧倒的な1位を獲得しているのが印象的です。

ネット上では「USJの方が外国人観光客が多い印象がある」といった声もよく見かけます。

実際に、ハリウッド映画をテーマにしたエンターテイメント体験や、任天堂のゲームをテーマにした「スーパーニンテンドーワールド」などが、海外からの観光客を強く惹きつけているようです。

外国人観光客の具体的な数字と割合の違い

では、実際の数字ではどのような違いがあるのでしょうか?

🔧USJの外国人観光客の状況

1. 2017年に外国人ゲストが200万人に到達

2. 全体の約10人に1人が外国人観光客

3. 2024年には年間1500万人の来園者数を記録

一方、ディズニーの外国人観光客の割合は約4%程度とされており、USJと比較するとかなり低い数字になっています。

これは興味深い違いですね!

「でも、ディズニーの方が全体の来園者数は多いのでは?」と思う人もいるかもしれません。

確かに、ディズニーランドは1510万人、ディズニーシーは1240万人と、それぞれ高い来園者数を誇っています。

しかし、外国人観光客の割合という点では、USJが圧倒的に高いという結果になっているんです。

円安が外国人観光客に与える影響

近年の円安は、外国人観光客の増加に大きな影響を与えています。

💡USJでは円安効果により外国人客が7-8割増のペースで増加しています

具体的な円安の影響を見てみると:

・日本のディズニーランドの入場料は世界で最も安い水準

・フロリダのディズニーワールドと比較すると約半額

・アジアの生活水準向上と円安が相まって訪日客が急増

2012年10月には1ドル80円そこそこだったのが、120円まで円安が進んだことで、外国人観光客にとって日本のテーマパークの価格的魅力が大幅に向上したわけです。

ネット上では「円安のおかげで日本旅行が安くなった」といった海外からの声も多く見られます。

ただし、「円安に頼りすぎるのは危険」という指摘もアナリストからは出ており、為替に左右されにくいリピーター作りが今後の課題とされています。

言語対応と外国人向けサービスの違い

外国人観光客を受け入れるうえで重要なのが、言語対応やサービス面での配慮です。

ディズニーの外国人向け対応

・ホームページの多言語化

・英語でのお問い合わせ受付体制

・パーク内でのWi-Fi環境整備

・翻訳アプリ搭載スマートフォンや携帯翻訳機をキャストが所持

ディズニーは、多様なゲストに対応するための体系的な取り組みを行っており、サービス介助士の資格取得支援なども実施しています。

一方、USJでも外国人観光客への対応は進んでいますが、より具体的な数字や取り組み内容については、ディズニーほど詳細な情報が公開されていないのが現状です。

「USJの方がカジュアルな感じで、ディズニーの方がきめ細かいサービス」といった声もあるようですが、どちらも外国人観光客の満足度向上に取り組んでいることは間違いありません。

国別の来園者傾向と今後の展望

外国人観光客の国別傾向についても興味深い違いがあります。

💡USJではアジア系の観光客が特に多く、平日と週末で外国人観光客の割合が変動します

USJの場合:

・平日は比較的日本人観光客が多い

・週末や祝日には外国人観光客の数が増加

・特別イベント時期(ハロウィン、クリスマス等)に外国人観光客が集中

・「ハリー・ポッター」エリアや「ミニオン」エリアで外国語がよく聞こえる

ディズニーの場合、2025年3月期には約400万人の訪日客の来場を見込んでおり、平日の来場を底上げする効果が期待されています。

「最近ディズニーでも外国人観光客をよく見かけるようになった」という声もあり、今後はディズニーでも外国人観光客の割合が増加する可能性が高そうです。

特に、2024年6月にオープンしたディズニーシーの新エリア「ファンタジースプリングス」は、海外からの注目度も高く、さらなる外国人観光客の増加が見込まれています。

インバウンド需要でテーマパーク業界は活況

今回調べてみて分かったのは、USJの方が外国人観光客の割合が圧倒的に高く、人気ランキングでも上位を獲得しているということでした!

円安の影響もあり、両パークとも外国人観光客が増加傾向にあり、特にUSJでは7-8割増という驚異的な伸びを見せています。

言語対応やサービス面では、ディズニーがより体系的な取り組みを行っている印象ですが、どちらも外国人観光客の満足度向上に力を入れていることは間違いありません。

今後も円安効果やアジア諸国の経済成長により、日本のテーマパークへの注目度はますます高まりそうですね!