ホーンテッドマンションの不思議な世界には、数々の謎に満ちた物語が隠されています!
特に伸びる部屋の肖像画に描かれた人物たちには、それぞれ悲しい背景ストーリーがあるんです。
999人の幽霊たちの中に隠された秘密について、詳しく調べてみました!
ホーンテッドマンションの伸びる部屋には何が隠されているの?
ホーンテッドマンションでゲストが体験する「ストレッチングルーム」と呼ばれる伸びる部屋には、4枚の特別な肖像画が展示されています。
この部屋では、壁が上方向に伸びることで、隠されていた絵の下半分が現れる仕組みになっているんです。
部屋が伸びるにつれて現れる絵の内容は、それぞれの人物の最期の瞬間を表現しています。
この4枚の絵画は、単なる装飾ではなく、ホーンテッドマンションの物語に深く関わりのある重要な登場人物たちなんです。
実際の仕組みとしては、壁の絵はポスターのように巻かれており、壁が上昇するにつれて隠された部分が見え始めます。
絵の額縁は上下が実物で、左右はトリックアートとして描かれているという巧妙な演出も施されています。
綱渡りをする女性の正体は一体誰なの?
伸びる部屋の肖像画の中でもとても注目されるのが、綱渡りをする傘を持った女性の絵です。
この女性の足元には、口を開けて待ち構えるワニの姿が描かれており、まさに危険な状況を表現しています。
この綱渡りの女性は、実はマスター・グレイシーの最初の妻だったことが明かされています。
マスター・グレイシーは、ホーンテッドマンションの館の主として知られる人物で、最初のプレショーで年老いていく肖像画として登場する男性です。
綱渡りの女性の運命は悲劇的なもので、マダム・レオタによって綱渡りの最中に命を奪われてしまったとされています。
マダム・レオタは、館内で水晶玉に映る謎の女性として知られるキャラクターです。
ホーンテッドマンションの住人たちにはどんな背景があるの?
ホーンテッドマンションには999人の亡霊が住んでいるという設定があります。
これらの亡霊たちには、それぞれ個性豊かな背景ストーリーが存在しているんです。
例えば、永遠に結婚を繰り返す呪われた花嫁「コンスタンス・ハッチウェイ」や、ゲストにいたずらを仕掛けるヒッチハイクゴーストなど、様々なキャラクターが館を彩っています。
花嫁に関しては実は2人存在しており、それぞれ異なる物語を持っているんです。
館の歴史を振り返ると、1871年にロナルド・スティーブンという男性がマンションを買い取り改修工事を行いましたが、工事中に不可解な事故が多発しました。
その後、降霊術協会が館を使用し、1914年までに900回を超える降霊の儀式が行われたと伝えられています。
実は隠されているもっと深い謎とは?
ホーンテッドマンションの魅力は、表面的な演出だけでなく、細部に隠された物語にあります。
館を出た後の墓石エリアには、20人ほどの名前が刻まれており、それぞれがジョークやダジャレになっているという遊び心も込められています。
・「See you later」(またお会いしましょう)
・「I’ll be back」(また戻る)
といった具合に、英語の言葉遊びが楽しめる仕掛けも用意されているんです。
また、館内の演出には高度な技術が使われており、目で追ってくる肖像画や舞踏会の亡霊たちが見えるトリックなど、巧妙な仕掛けが随所に施されています。
これらの演出により、ゲストはホントに亡霊たちの世界に迷い込んだような体験ができるのです。
ホーンテッドマンションの不思議な魅力
調べてみると、ホーンテッドマンションには想像以上に奥深い物語が隠されていることがわかりました。
伸びる部屋の肖像画に描かれた人物たちは、それぞれが館の歴史と深く結びついた重要なキャラクターだったんです。
特に綱渡りの女性の悲劇的な物語は、館全体に漂う不思議な雰囲気の一部を形成していることがよくわかりました。
999人の亡霊たちが織りなす複雑な世界観こそが、ホーンテッドマンションが多くの人々を魅了し続ける理由なのかもしれません。
次回訪れる際は、これらの背景ストーリーを思い浮かべながら体験すると、また違った楽しみ方ができそうです!