外国人観光客が選ぶ日本のテーマパークで、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンが堂々の1位を獲得していることをご存じでしょうか?
インバウンド需要が回復する中、東京ディズニーランドを抑えて大阪のUSJがトップに輝いている事実には驚かされます!
この記事では、訪日ラボが調査した最新の外国人人気テーマパークランキングを詳しく見ていきます。
USJとディズニーの順位はどうなっているのか、評価基準や実際の口コミ内容、そしてアジア系観光客の動向まで調べてみました!
外国人に人気のテーマパークランキング2025年版
訪日ラボが2025年に発表した最新の外国人人気テーマパークランキングを見てみましょう。
この調査は、全国の遊園地・テーマパーク108箇所を対象に、外国語口コミを分析して作成されています。
💡2025年最新ランキングTOP10
1. ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪府)
2. チームラボプラネッツ TOKYO DMM(東京都)
3. 東京ディズニーランド(千葉県)
4. ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 – メイキング・オブ・ハリー・ポッター(東京都)
5. 東京ディズニーシー(千葉県)
6. ジブリパーク(愛知県)
7. HEP FIVE観覧車(大阪府)
8. 湯布院フローラルビレッジ(大分県)
9. ハウステンボス(長崎県)
10. LEGOLAND Japan(愛知県)
注目すべきは、USJが約10日間で148件の外国語口コミを集めていることです。
評価も4.3という高評価を獲得しており、外国人観光客からの絶大な支持を受けています。
ネット上では「USJの方がディズニーより外国人ウケが良いのは意外だった」といった声も見られます。
実際に、ハリウッド映画をテーマにしたエンターテイメントは世界共通で楽しめる要素が強いようです。
USJとディズニーの順位に注目
今回のランキングで最も注目されるのは、USJが東京ディズニーランドを上回って1位を獲得していることです。
東京ディズニーランドは3位、東京ディズニーシーは5位という結果になりました。
✅USJが1位になった理由
・ハリウッド映画という世界共通のテーマ
・関西国際空港からのアクセスの良さ
・ユニークなアトラクションとショー
・食事やグッズの豊富さ
2024年の調査でも同様にUSJが1位を獲得しており、継続的に外国人観光客から高い評価を受けています。
一方で東京ディズニーランドも、家族向けのパレードやキャラクターとの写真撮影が高く評価されており、特別な思い出を作る場所として人気を維持しています。
一部では「ディズニーは日本人向けの要素が強い」という指摘もありますが、それでもTOP5に2つのパークがランクインしているのは流石といえるでしょう。
ランキングの評価基準と調査方法
このランキングは、どのような基準で作成されているのでしょうか。
訪日ラボの調査方法を詳しく見てみましょう。
🔧調査の手順
1. 全国の遊園地・テーマパーク108箇所を選定
2. Googleマップの口コミから外国語コメントを抽出
3. 口コミ件数と評価点数を独自ポイント化
4. 言語別の分析も実施
調査対象となった口コミ総数は2,038件で、そのうち外国語口コミが1,005件となっています。
単純な口コミ数だけでなく評価の質も重視された調査方法といえるでしょう。
💡ポイント算出の特徴
・口コミの件数
・評価の平均点
・コメントの内容分析
・投稿時期の新しさ
このような多角的な分析により、より正確な人気度を測定しています。
調査期間も約2週間という短期間で集中的にデータを収集することで、リアルタイムの人気度を反映しているのが特徴です。
外国人観光客の口コミ内容を分析
実際に外国人観光客はどのような感想を持っているのでしょうか。
各テーマパークに寄せられた口コミの内容を詳しく見てみましょう。
💡USJへの外国人の評価
USJに寄せられた外国語口コミでは「超楽しい!」「何週間でもそこに滞在できる」といった非常にポジティブな感想が目立ちます。
特にハリウッド映画をテーマにしたアトラクションへの評価が高く、世界共通で楽しめるエンターテイメントとして支持されています。
チームラボプラネッツ TOKYO DMMについては、インタラクティブなデジタルアート体験が特に若い世代の外国人観光客に人気です。
「今まで体験したことのない感覚」「写真映えするスポット」といった声が多く寄せられています。
東京ディズニーランドへの口コミでは、パレードやキャラクターとの写真撮影を評価する声が多く見られます。
「家族全員で楽しめる」「子どもが大喜びだった」など、ファミリー層からの支持が厚いことが分かります。
中には「アトラクションの待ち時間が長すぎる」という否定的な意見もありますが、それでも「それに見合うだけの価値がある」とフォローする声も多く見られました。
アジア系観光客の動向と言語別ランキング
調査では言語別の人気ランキングも発表されており、興味深い傾向が見えてきます。
特にアジア系観光客の動向に注目してみましょう。
✅中国語(繁体字)での人気TOP3
1. ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
2. チームラボプラネッツ TOKYO DMM
3. 東京ディズニーランド
中国語(繁体字)圏、つまり台湾や香港からの観光客にもUSJが最も人気という結果になりました。
これは全体のランキングと同じ傾向を示しており、USJの人気の高さが改めて確認できます。
英語圏の観光客についても、同様にUSJとチームラボプラネッツへの評価が高い傾向が見られます。
特にチームラボプラネッツは、インスタグラムなどのSNSでの拡散効果もあり、若い世代の外国人観光客に強くアピールしているようです。
「アジア系の観光客はテーマパークにあまり興味がないのでは」という声もありましたが、実際のデータを見ると積極的に訪れていることが分かります。
むしろ、日本独特の体験ができるスポットや最新技術を使った施設への関心が高いことが読み取れます。
注目の新顔テーマパークも上位ランクイン
今回のランキングでは、比較的新しい施設も上位にランクインしているのが特徴的です。
特に注目すべきは4位のワーナー ブラザース スタジオツアー東京と6位のジブリパークです。
💡新しい施設の魅力
ワーナー ブラザース スタジオツアー東京は、ハリーポッターの映画制作の裏側を体験できる貴重な施設として外国人観光客に人気です。
としまえんの跡地にオープンした話題の施設で、映画ファンにはたまらない体験ができると評価されています。
ジブリパークは愛知県にありながら6位にランクインしており、ジブリ作品の世界的な人気の高さを物語っています。
「トトロの世界に入り込めた」「細部までこだわった再現度が素晴らしい」といった感想が寄せられています。
これらの新しい施設がランクインしていることで、外国人観光客が新しい体験を求めていることが分かります。
従来のテーマパークとは異なる、より体験型で没入感のあるエンターテイメントへの需要が高まっているといえるでしょう。
外国人人気テーマパークランキングから見える傾向
今回の調査結果から、外国人観光客のテーマパーク選びにはいくつかの傾向が見えてきました。
USJが2年連続で1位を獲得し、チームラボプラネッツやワーナーブラザーズスタジオツアーなど体験型施設が上位にランクインしている点は非常に興味深い結果です!
世界共通で楽しめるコンテンツや最新技術を活用した体験が、外国人観光客に強くアピールしていることが分かります。
また、東京ディズニーランドとディズニーシーがTOP5に入っていることから、王道のテーマパークも根強い人気を維持していることも確認できました。
これらのランキングを参考に、外国人観光客の視点から日本のテーマパークの魅力を再発見してみてはいかがでしょうか?