「ディズニーランドって本当に出禁なんてあるの?」と疑問に思ったことはありませんか?
実は、東京ディズニーリゾートでも海外のディズニーパークでも、ルール違反をした来園者に対して出入り禁止処分が下されることがあるんです!
今回は、実際に出禁になった人たちの具体的な事例を調べて、どんな行為が出禁の対象になるのか、処分の重さはどの程度なのかを詳しく見ていきます!
ディズニー出禁って本当にあるの
ディズニーパークでは、来園者が安全で楽しい時間を過ごせるよう、さまざまなルールが設けられています。
💡ディズニーでは実際に出入り禁止処分が存在し、違反の程度によって期限付きから永久出禁まで段階的な処分が下される
東京ディズニーリゾートでは、2025年に「カスタマー・ハラスメント防止に関する基本方針」を発表し、4枚にわたる詳細な文書で出禁の条件を明記しました。
処分の対象となる行為には以下のようなものがあります。
・暴力や威圧的な行動
・差別的な発言や身体的な侮辱
・サービス内容を逸脱した無理な要求
・SNSでの誹謗中傷
・無許可での撮影や配信
海外のディズニーパークでは、通称「Disney Jail(ディズニーの牢屋)」と呼ばれる別室があり、違反者はそこに連れて行かれて事情聴取を受けます。
ネット上では「ディズニーの出禁なんて都市伝説でしょ」という声も見かけますが、実際には毎年必ず処分を受ける人が出ているんです。
一方で「厳しすぎるのでは?」という意見もありますが、多くの来園者が安心して楽しめる環境を守るためには必要な措置といえるでしょう。
日本のディズニー出禁実例
日本で最も有名なディズニー出禁事例は、2013年に起きたニコニコ生放送配信者・横山緑さんのケースです。
🔧横山緑さんは東京ディズニーランドで無許可配信を行い、永久出入り禁止処分を受けた
この事件の詳細な経緯は以下の通りです。
1. 2013年4月17日、東京ディズニーランドでiPhoneを使った無許可配信を開始
2. アトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」から降りた直後、警備員に追跡される
3. まるでテレビ番組「逃走中」のように園内を走って逃走
4. 約2分後に警備員に捕まり、事務所へ連行
5. 誓約書にサインを求められ、永久出入り禁止が確定
横山さんのケースでは、入園券(当時5,500円)は没収され、今後チケットを購入しても東京ディズニーリゾートの全施設への入場ができなくなりました。
💡ディズニーでの配信は不特定多数が視聴するため「取材」に該当し、事前に広報部の許可が必要
実はこの配信中、横山さんの行動を不審に思った来園者からの通報が相次いでいたそうです。
また、マスクを着用していたことも警備員の注意を引く要因となりました。
「無許可配信くらいで出禁は厳しすぎる」という声もありましたが、他の来園者の映り込みやプライバシーの問題を考えると妥当な処分といえるでしょう。
海外のディズニー出禁実例
海外のディズニーパークでも、様々な理由で出禁処分を受けるケースがあります。
2023年5月には、フロリダ州のウォルト・ディズニー・ワールドで写真撮影をめぐるトラブルが発生しました。
✅写真撮影の場所取りでけんかになり、加害者家族の2人が永久出入り禁止処分を受けた
この事件の流れは以下の通りです。
1. 100周年記念看板前で写真撮影していた家族がいた
2. 別の家族が割り込んできて撮影を妨害
3. 最初の家族が移動を求めたところ、割り込んだ家族が激高
4. 暴力を振るい、大きなけんかに発展
5. 少なくとも1人がけがを負う事態となった
この様子は映像で記録されており、ディズニーのスタッフが仲裁に入っても争いは収まりませんでした。
結果として、加害者側の2人には永久出禁処分が下され、今後パークの敷地内に足を踏み入れれば不法侵入で逮捕されることになります。
セレブの出禁事例も数多く報告されています。
俳優のロバート・ダウニー・Jr.は園内で大麻を吸って出禁処分を受けたことがあり、バラク・オバマ元大統領も10代の頃にアトラクション内でタバコを吸って追放された経験があります。
「有名人でも容赦しないんですね」という声が多く、ディズニーのルール徹底ぶりがうかがえます。
一方で「昔の話だから今は大丈夫では?」という意見もありますが、現在でも年間を通じて出禁処分を受ける人は必ず出ているのが現実です。
Disney Jailの実態
アメリカのディズニーパークには、違反者を連行する「Disney Jail」と呼ばれる施設があります。
女優のブレイク・ライブリーは、再入園用のハンドスタンプを使った不正で連行された経験を語っています。
「ディズニーランドの地下に連れて行かれて、真っ白な部屋で真っ白な服を着た人たちにひたすら尋問された。本当に怖くてトラウマになりそうだった」と2009年のトーク番組で証言しました。
💡Disney Jailは地下施設にあり、違反者への事情聴取や処分の決定が行われる場所
ただし、同じく連行されたロバート・ダウニー・Jr.は「びっくりするくらい親切に手続きをしてくれる施設だった」と異なる感想を述べており、人によって受け取り方が違うようです。
ディズニー出禁を避けるために気をつけること
ディズニーパークで楽しい時間を過ごすために、出禁にならないよう注意すべきポイントをまとめました。
🔧パーク内で避けるべき行為
1. 無許可での撮影や配信
2. キャストへの暴言や威圧的な態度
3. 他の来園者との暴力的なトラブル
4. 列への割り込みや場所取りの強要
5. 園内での喫煙や飲酒(指定場所以外)
特に注意が必要なのは、SNSでの発言です。
✅パーク内での行為だけでなく、SNS上でのキャストや施設への誹謗中傷も出禁の対象となる
「ちょっとした愚痴のつもりだったのに」という声も聞かれますが、現在はインターネット上での迷惑行為も厳しく取り締まられています。
反対に「SNSまで監視されるのは行きすぎでは?」という意見もありますが、キャストの働きやすい環境を守るためには必要な措置といえるでしょう。
写真撮影についても注意が必要です。
記念撮影は楽しい思い出作りの一部ですが、他の来園者の迷惑にならないよう配慮することが大切です。
場所取りでのトラブルは海外の事例でも見たように、重大な結果を招く可能性があります。
仮装についても、2025年からルールが厳格化されており、不適切な仮装は入園拒否の対象となることがあります。
出禁になったらどうなるの
実際にディズニーパークで出禁処分を受けた場合、具体的にどのような制約を受けるのでしょうか。
💡出禁処分を受けると、期限付きまたは永久にディズニーパークへの入場が禁止され、違反すれば不法侵入で逮捕される可能性がある
処分の段階は以下のように分かれています。
・軽微な違反:厳重注意のみ
・中程度の違反:一定期間の入場禁止
・重大な違反:永久出入り禁止
東京ディズニーリゾートの場合、出禁処分を受けるとディズニーランドとディズニーシーの両方への入場ができなくなります。
「髪型や化粧を変えれば分からないのでは?」という疑問もありますが、現在は入場時の本人確認システムが発達しており、簡単に見破られてしまうのが現実です。
海外では警告状が発行され、そこには具体的な禁止事項や期間が明記されます。
「一度の過ちで永久に楽しめなくなるなんて」という同情的な声もある一方で、「ルールを守らない人が悪い」という厳しい意見も多く見られます。
家族連れの場合、違反行為を行った本人だけでなく、同行していた家族全員が処分の対象となることもあります。
特に海外の事例では、けんかに関与していない家族メンバーも巻き込まれるケースが報告されています。
ディズニー出禁は都市伝説じゃなく現実だった
調べてみると、ディズニーパークの出禁処分は決して都市伝説ではなく、実際に毎年発生している現実的な処分であることが分かりました。
日本では配信者の横山緑さんの事例が最も有名で、海外では写真撮影トラブルや暴力事件で出禁になるケースが数多く報告されています。
✅ディズニー出禁は実在する処分で、違反の程度によって期限付きから永久出禁まで段階的に処分が下される
重要なのは、これらの処分は「夢の国」を守るためのものだということです。
すべての来園者が安全で楽しい時間を過ごせるよう、ルールを破る人には厳しい処分が下されるのは当然のことといえるでしょう。
パークのルールを守り、キャストや他の来園者への思いやりを忘れなければ、出禁になることはありません。
ディズニーパークは特別な場所だからこそ、みんなでマナーを守って素敵な思い出を作っていきましょう!