ディズニーに行くと、たまに「ビデオカメラの底に持ち手を付けている人」を見かける事があります。ディズニーには「三脚・一脚は禁止」というルールがあり、これは広く知られている為に「あれ?あの人OKなの?」と疑問に思われる事も多いです。
今回はこの点をハッキリさせたいと思い(OKなら使ってみようかなと思いました)、ディズニーのインフォーメーションに問い合わせてみる事にしました。
ディズニーランド&ディズニーシーで一脚&三脚が禁止な理由
ディズニーランド&ディズニーシーで一脚&三脚が禁止な理由は、以下の様に言われる事が多いです。
- 三脚を立てる事で場所を広く占領してしまう
- 立てた三脚にぶつかったゲストとのトラブルがあった
- 三脚を使って撮ったクオリティの高いショーパレの動画が販売されたことがあった
たまに見かける「ビデオの底に付いた持ち手」は一脚じゃなくてハンドグリップ
恐らく現在、多くの人が「あれって一脚じゃないの?」と思っているものは「ハンドグリップ」です。あまり詳しくないですが「シューティンググリップ」と言ったり、色々呼び方がある様です。
(via・http://www.sony.jp/)
上の様な持ち手をハンドグリップやシューティンググリップと言います。
ハンドグリップと一脚の違いって何?
あまり詳しくないのですが、調べてみたところ「長さ」がポイントになる様です。
一脚は杖やマイクスタンドの様に長く、基本的には「地面に突き立てて使う」ものの様です。ハンドグリップの様に掴むタイプで「一脚」となっている商品も見付けましたが、やはりその場合もハンドグリップよりは長いです。
ハンドグリップは短く、グリップを掴んだ状態で「グリップがほぼ余らない」ものの事を言う様です。
ハンドグリップは使用可能なのかディズニーのインフォーメーションに問い合わせてみた
ハンドグリップをディズニーで使うに当たって、やはりちょっと心配なのでインフォーメーションに問い合わせてみました。
するとやはり、「伸縮しない手の平サイズ」のグリップであればOK」という答えを貰う事が出来ました。
加えて「”手の平サイズのハンディグリップで、変形させると三脚になるもの”でも変形させずハンドグリップとしての用途のみに使うならOK」という回答を貰う事が出来ました。
キャストさんによっては「ダメ」と判断する可能性も
・・・と上記の様に「ディズニーでのハンドグリップの使用はOK」という回答を貰いましたが、現場のキャストさんによってはこれを「ダメ」と判断し声をかけてくる場合もあるかも知れません。
これには以下の2つの可能性が考えられると思います。
- そのキャストさんがルールを知らなかった
- ルールが変わった
キャストさんの言う事には素直に従いたいので「いやでも・・」と言うのはハードルが高いのですが、「一脚ではなくハンドグリップもダメになったのですか?」と聞いてみるのはいいかも知れません。キャストさんが「ハンドグリップ」という言葉を知っているかどうか、そしてそれをさりげなく伝えてみる事がポイントだと思います。
ルールが変わった場合は、もう仕方ないですね。
よく見たら公式のヘルプに書いてあった
実はディズニーの公式サイトには以下の様に書いてあります。
撮影の際、ハンディサイズのグリップアタッチメントを除き、一脚、三脚、自分撮りスティック等の補助機材は使用できません。
以前は「ハンディサイズのグリップアタッチメントを除き」という部分がなかった様な気がします。「〜〜等の補助機材は使用出来ません」の部分に「ハンディグリップも入るのかな?」と解釈出来たため混乱も起こっていたと考えられるので、記載を変えたかも知れません(元々この記載だったかも知れませんが)。
購入や持ち込みの際は、心配であればインフォーメーションに問合せを
特に「ハンドグリップをディズニーの為に購入する場合」なのですが、買ってから「やっぱり使えなかった」となるのは悲しいので、出来ればディズニーのインフォメーションに確認をとるのが良いと思います。
しかしその場合も、現物を見てもらっているワケではないので「確実ではない」とは思っていた方がいいかも知れません。