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こんにちは、マルです☆
実はミッキーには二種類のミッキーがいます。口が動くミッキーと動かないミッキーです。もっといるかも知れませんが、とりあえず、大きく分けるとその2種類でしょう。
日本に導入されているのは、みなさんご存じの口が動かないミッキーです。表情はいつも改心のキメ顔で固まっています。それがいいところだとマルは思っているのですが。
今回は「しゃべるミッキーのデメリット」についてです。
※便宜上「しゃべるミッキー」とは言っていますが、他のキャラクターもしゃべるし、口が動くだけでなくてまばたきもします。そういう「話すキャラクター全般の話」という事でお願いします。
デメリット① 顔がブサイク?
まず、しゃべるミッキーなのですが、しゃべるとかまばたきするとか言う以前の問題として、顔の造形が全く変わって来ます。
少し口の悪い言い方をすると「ブサイク」と言えるかも知れません。そういう評価も実際にあります。マルは「ブサイクに見える時がある」という風に思っています。
しゃべるミッキーは言葉に合わせて口が動くし目も動きますから、要するにリアルタイムに顔の造形が変わっているのです。だから、イケメンに見える時もあればブサイクに見える瞬間もあります。これはデメリットの部分として、仕方ない部分だと思います。
デメリット② シャッターチャンスが難しい
しゃべるミッキーだとシャッターチャンスがむずかしくなります。しゃべらないミッキーであればシャッターを切る時に考えるのは「構図」であったり「ポーズ」だったりでした。そこに「表情」という問題が出てきます。
「表情」のタイミングは、多分こちらではどうしようもありません。キメポーズをしている時にまばたきをされたら、最悪「目を閉じた写真」になるか「半目」の状態の写真になるかも知れません。恐らく「シャッターチャンス」も考えたプログラミングで、うまく制御するんだと思いますが・・・。
ですがこのデメリットは、大きなメリットになる可能性もあります。つまり「奇跡の一枚」が生まれる可能性があるのです。「ダメな写真」も「おもしろ写真」になるかも知れないし、「超イケメンな瞬間」が撮れる可能性もあります。
デメリット③ リアルさが想像力の邪魔をする
これは大きな問題だとマルは思っています。音声に合わせて口が動いたり、まばたきをする事でミッキーはとてもリアルになります。それは「情報過多」という問題にもなります。「動きがうるさい」という感想を持つ方もいるかと思います。
そして今のしゃべるミッキーのリアルさは、まだ中途半端です。「ほころび」が見える瞬間がたくさんあります。「未完成」という言葉がふさわしいかも知れません。「あ、今のところ不自然だな」という感想が自然に出てきます。すると「もっとリアルに出来ないのかな」と思えてきます。
リアルさの追求にはキリがありません。どこまでも進みます。その先にあるのは多分「そこまでやると気持ち悪い」です。しゃべるミッキーは実験として楽しいし、やってみるべきだと思いますが、特にショーパレとの相性は悪い気がします。グリーティングならOKかも知れません。
リアルさは想像力の邪魔をする場合があります。今の「表情が固まったミッキー」は、こちらの想像力を刺激してくれます。「あ、今ミッキーはこう言いたかったのかな」って思わせてくれます。そういう意味でしゃべるミッキーは、こちらの想像で補完する余地を消しているとも言えます。
デメリット④ 動きの自由度が減る可能性がある
しゃべるミッキーはショーパレとの相性が悪いのではないでしょうか?クリスマスなどの静かなものならいいかも知れませんが、しゃべるミッキーの場合、恐らく「顔」に演出の力の多くが割かれる気がします。
あと、これは現実的な話ですが、しゃべるミッキーってすごく重いのではないでしょうか。それで雅涼群舞の様な激しい動きは難しいかも知れません。まあそこは、「しゃべるミッキー」と「しゃべらないミッキー」の使い分けをしてくるかも知れませんが・・・。
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と、言う訳で、以上がマルが考える「しゃべるミッキー」のデメリットです。まあこれは「なんかヤダ」っていう漠然とした拒否感みたいのがあるので、いざディズニーがそれを導入したら、慣れで「なんかいいじゃん」とか「話さないミッキーは変」とか言う可能性があるんですけどね。
でも「ある程度はゲストの想像に任せる」というのは重要なところで、「あ、あの顔の動き、よく見るプログラミング・・・」とか思われたら最後なんですよね。キャラクターの「生」な感じが失われちゃいそうです。
と、また話が堂々巡りになりそうなのでやめます。笑
とりあえずマルとしては今のままのミッキーで良くて、でも一度くらいはしゃべるミッキーも体験してみたい、って感じであります☆