マイケル・ジャクソン主演で大人気だったシアター型アトラクション「キャプテンEO」!
一度終了した後に奇跡的に復活したものの、再び終了となってしまいました。
多くのファンが「なぜまた終わってしまったの?」と疑問に思ったのではないでしょうか。
実は、新しいアトラクションの導入が大きな理由だったようです。
今回は、キャプテンEOが再演後に終了した背景について調べてみました!
キャプテンEOってどんなアトラクションだったの?
キャプテンEOは、世界的スーパースター・マイケル・ジャクソンが主演した3D映像のシアター型アトラクションでした。
1987年3月20日に東京ディズニーランドにオープンし、約9年間という長期間にわたって多くのゲストを魅了し続けました。
アトラクションの内容は、宇宙船のキャプテンEO(マイケル・ジャクソン)が色彩を失った暗黒の星にたどり着き、歌とダンス、そして光の力を使って暗黒の女王率いる軍隊と戦いを繰り広げるというストーリー。
製作総指揮をジョージ・ルーカスが務めるという豪華な制作陣で話題になりました。
当時のマイケル・ジャクソンの人気は絶頂期を迎えており、このアトラクションも同様に爆発的な人気を誇りました。
東京ディズニーランドだけでなく、世界中のディズニーパーク(ディズニーランド、ウォルト・ディズニー・ワールド、ディズニーランド・パリ)でも上映されるほどでした。
再演が決まった背景は?
キャプテンEOは1996年9月1日に惜しまれながらも初回の上映を終了しました。
その後、跡地には「ミクロアドベンチャー!」というアトラクションがオープンしていました。
しかし、2009年6月25日にマイケル・ジャクソンが突然他界したことを受け、キャプテンEOの復活を望む声が世界中から多く寄せられました。
この声に応えて、2010年7月1日から1年間限定で再演が決定したのです。
東京ディズニーランドでは、同じアトラクションが再演されるのはキャプテンEO以外に例がなく、まさに異例の復活劇でした。
当初は期間限定の予定でしたが、人気の高さを受けて2011年5月6日にレギュラーアトラクション化することが発表されました。
なぜ最終的に終了することになったの?
再演後も高い人気を誇っていたキャプテンEOでしたが、2014年6月30日をもって再び終了することになりました。
その最大の理由は、新しいアトラクションの導入が決まったためでした。
2015年夏に、映画「リロ&スティッチ」を題材とした新アトラクション「スティッチ・エンカウンター」の導入が決定したのです。
この新アトラクションは、ゲストがスティッチとリアルタイムで交信できるシアター型のアトラクションとして企画されました。
キャプテンEOが上映されていた施設を、新アトラクションのために使用する必要があったため、やむを得ず終了となったのです。
施設の構造上、両方のアトラクションを並行して運営することはできませんでした。
また、キャプテンEOが再演されたことで、「ミクロアドベンチャー!」は運営休止のまま正式にクローズとなってしまった経緯もありました。
このように、限られた施設スペースでの新旧アトラクションの入れ替えという事情が大きく影響していました。
思い出に残る名作アトラクションでした
キャプテンEOの再演後の終了は、新アトラクション導入のためのスペース確保が主な理由でした。
マイケル・ジャクソンという偉大なアーティストの作品を体験できる貴重な機会だっただけに、多くのファンにとって寂しい出来事だったと思います。
でも、一度終了したアトラクションが復活するという奇跡的な出来事を経験できたのは、とても特別なことでしたよね!
キャプテンEOは多くの人の心に深く刻まれた、忘れられない名作アトラクションとして語り継がれていくでしょう。