東京ディズニーランドを訪れたことがある人なら、ビッグサンダーマウンテンの迫力あるライドを楽しんだことがあるでしょう。
でも実は、この人気アトラクションには隠れキャラクターが存在していることをご存じですか?
その名は「セドナ・サム」!
彼の存在を知ると、ウエスタンランドでの冒険がもっと深く楽しめるようになるんです。
なぜビッグサンダーマウンテンからは見えないのか、そして他のアトラクションで発見できる理由を調べてみました!
セドナ・サムって誰?
セドナ・サムは、ビッグサンダーマウンテンの採掘現場で監督として働いていた人物です。
現在は愛犬ディガーと一緒に、山のふもとで静かに暮らしているんですよ。
彼の人生には劇的な出来事がありました。
採掘中に落盤事故に巻き込まれてしまったんです。
生き埋めになってしまったセドナ・サムを救ったのが、愛犬のディガーでした。
ディガーという名前は、英語の「dig(掘る)」から来ているんです。
まさに命の恩人といえる存在ですね!
その後、セドナ・サムは鉱山に入るのをやめて、山のふもとでナマズ釣りをしながら平穏に過ごしています。
ロッキングチェアに座って、のんびりと時間を過ごす姿が印象的です。
なぜビッグサンダーマウンテンから見えないの?
多くの人が疑問に思うのが、なぜセドナ・サムはビッグサンダーマウンテンに乗っても見ることができないのかということです。
答えは意外とシンプルなんです。
セドナ・サムは現在、ビッグサンダーマウンテンの山頂ではなく、山のふもとで生活しているからなんです。
彼は落盤事故の経験から、危険な鉱山には近づかず、安全な場所で愛犬と共に釣りを楽しんでいます。
ビッグサンダーマウンテンのコースは山の中を駆け抜けるため、ふもとにいるセドナ・サムの姿を見ることはできません。
つまり、彼がいる場所とアトラクションのコースがまったく違う位置にあるということなんです。
これがセドナ・サムが「隠れキャラクター」と呼ばれる理由でもあります。
ビッグサンダーマウンテンという名前がついているのに、そのアトラクション自体からは見えないという、ちょっと不思議な存在なんですよね。
どのアトラクションから見つけられるの?
セドナ・サムに会いたい場合は、特定のアトラクションに乗る必要があります。
彼を見ることができるのは以下の3つのアトラクションです。
・蒸気船マークトウェイン号
・ウエスタンリバー鉄道
・ビーバーブラザーズのカヌー探検
これらのアトラクションから見える理由は、どれもウエスタンリバーの水辺を通るコースになっているからです。
セドナ・サムは川辺でのんびりと釣りをして過ごしているため、水辺を移動するアトラクションからなら彼の姿を確認できるんです。
特に蒸気船マークトウェイン号では、1階の左側に乗ると比較的近くで見ることができるそうです。
ウエスタンリバー鉄道からは、線路の下にちらっと見えることがあります。
どのアトラクションでも、キャストの方は特に説明してくれないので、自分で探す楽しみがありますよ。
セドナ・サムにはどんな秘密があるの?
実は、セドナ・サムには興味深い関係性があるんです。
カリブの海賊のアトラクションに、チャーリー・サムという人物が登場します。
この2人は兄弟だと言われているんですよ。
チャーリー・サムは、カリブの海賊のブルーバイユーレストランを通り過ぎた後の左側にいる人物です。
セドナ・サムとは違うエリアにいるのに兄弟という設定は、ディズニーらしい細かなストーリー作りですよね。
また、セドナ・サムの名前は、アリゾナ州のセドナという場所から来ている可能性があります。
実際に、ビッグサンダーマウンテンのモデルとなった「サンダーマウンテン」という山がセドナにあるんです。
ウォルト・ディズニーがセドナに別荘を持っていたことから、この地名が使われたと考えられています。
こうした背景を知ると、ただの隠れキャラクターではなく、しっかりとしたストーリーを持った魅力的な人物だということが分かりますね。
セドナ・サムを探してウエスタンランドをもっと楽しもう
調べてみると、セドナ・サムはただの隠れキャラクターではなく、ビッグサンダーマウンテンの歴史を物語る重要な人物だったことが分かりました。
ビッグサンダーマウンテンから見えないのは、彼が山のふもとで静かに暮らしているからで、水辺を通るアトラクションからなら会うことができるんですね。
次回ディズニーランドを訪れる際は、ぜひウエスタンリバー鉄道や蒸気船マークトウェイン号に乗って、セドナ・サムとディガーを探してみてください!
きっといつものパーク体験とは違った発見があると思います。