東京ディズニーランドの3大マウンテンといえば、ビッグサンダーマウンテン、スペースマウンテン、スプラッシュマウンテンですよね!
でも実は、ビッグサンダーマウンテンの最高時速42km/hが3つの中で一番遅いって知ってましたか?
数字だけ見ると意外な結果ですが、実際に乗ってみると「え、これが一番遅いの?」と驚く人も多いんです。
それには屋外コースならではの仕掛けが隠されているんですよ!
今回は3大マウンテンの速度比較と、ビッグサンダーマウンテンがなぜ速く感じるのかを調べてみました!
3大マウンテンの最高速度はどのくらい違うの?
東京ディズニーランドの3大マウンテンの最高速度を比較してみると、意外な結果が見えてきます。
最も速いのはスプラッシュマウンテンの62km/hで、これは東京ディズニーランド内でトップの速度なんです。
次がスペースマウンテンの約48km/h、そして最も遅いのがビッグサンダーマウンテンの42km/hとなっています。
つまり、スプラッシュマウンテンとビッグサンダーマウンテンの間には20km/hもの差があるんですね。
これは一般道を走る車でいうと、制限速度40km/hと60km/hくらいの違いがあることになります。
数字で見ると、ビッグサンダーマウンテンは確実に3大マウンテンの中で最も遅いアトラクションということがわかります。
ビッグサンダーマウンテンが遅いのに速く感じるのはなぜ?
実際の速度は最も遅いのに、なぜビッグサンダーマウンテンが速く感じるのでしょうか?
その答えは屋外コースならではの特徴にあります。
他の2つのマウンテンと違って、ビッグサンダーマウンテンは屋外を走るため、風をダイレクトに受けながら走行するんです。
さらに、周りの岩肌との距離がとても近いため、体感スピードが実際の速度以上に感じられる仕組みになっています。
まるでホントに岩にぶつかりそうな感覚になるため、40km/hという速度以上の迫力を感じてしまうんですね。
これはディズニーの巧妙な演出技術の一つといえるでしょう。
屋外コースだからこそ生まれる独特の怖さとは?
ビッグサンダーマウンテンの屋外コースには、他のマウンテンにはない独特の要素があります。
カーブが多い走行コースが特徴で、カーブするたびにコースの壁がさらに近く感じられ、ホントにぶつかりそうな錯覚を起こすんです。
また、上下の動きも頻繁にあり、約2mほどの高さから落下する場面が何度も繰り返されます。
浮遊感はそれほど強くないものの、連続する落下と急旋回の組み合わせが独特のスリルを生み出しています。
これらの要素が重なることで、実際の速度以上の迫力を感じさせる仕組みになっているんですね。
他のマウンテンと比べてどんな違いがあるの?
スペースマウンテンは暗闇の中を走るため、48km/hという速度でも錯覚により100km/h以上に感じる人もいるほどです。
一方、スプラッシュマウンテンは最後の45度の傾斜から16mの高さを落下する際に62km/hに達し、物理的に最も速いアトラクションとなっています。
ビッグサンダーマウンテンは速度では劣るものの、屋外という開放的な環境だからこそ味わえる体感があります。
風を感じながら岩肌をすり抜ける爽快感は、室内のアトラクションでは絶対に味わえない特別な魅力なんです。
それぞれ異なるアプローチでスリルを演出していることがよくわかりますね。
ビッグサンダーマウンテンの隠された魅力
最高速度が42km/hと聞くと「思ったより遅いかも」と感じるかもしれませんが、実際に乗ってみると全然そんなことはありませんよね!
屋外コースならではの風の感覚、岩肌との近さ、カーブの連続など、すべてが組み合わさって生まれる体感速度は、数字では表せない魅力があります。
3大マウンテンの中では確かに最も遅いスピードですが、だからこそ味わえる独特のスリルがあるんです。
速度だけがアトラクションの面白さを決めるわけではないということを、ビッグサンダーマウンテンが教えてくれているのかもしれませんね。
次回パークに行った時は、この豆知識を思い出しながら乗ってみてください!