ディズニーの秘密会員制レストラン「クラブ33」って、海外のディズニーパークにもあるって知ってました?
実は世界で4か所のディズニーパークにクラブ33が存在していて、それぞれ違った特色があるんです!
でも具体的にどの国にあるのか、どんな違いがあるのかって、なかなか情報が少なくて分からないですよね?
そこで今回は、海外ディズニーのクラブ33の全貌について詳しく調べてみました!
海外ディズニーのクラブ33は全部で何か所ある?
海外のディズニーパークを含めて、現在クラブ33が存在するのは世界で4か所となっています。
具体的には、アメリカのカリフォルニア州にあるディズニーランド、フロリダ州のウォルト・ディズニー・ワールド、そして中国の上海ディズニーランドです。
ちなみに東京ディズニーランドにもクラブ33がありますが、こちらは国内なので今回は海外として扱いません!
💡現在稼働中の海外クラブ33は3か所
実際に営業している海外のクラブ33を整理すると、以下のようになります。
・カリフォルニア ディズニーランド(1967年開設)
・上海ディズニーランド(2016年開設)
・ウォルト・ディズニー・ワールド(2017年〜2020年順次開設)
カリフォルニアが元祖で、最も歴史が長い施設となっています。
ネット上では「カリフォルニアのクラブ33が一番本格的で雰囲気がいい」という声が多く見られました。
一方で「上海のクラブ33は料理が美味しい」といった声もあり、それぞれに魅力があるようです。
カリフォルニアのクラブ33はどんな特徴がある?
カリフォルニアのディズニーランドにあるクラブ33は、ウォルト・ディズニー自身が客人招待用に構想した元祖の施設です。
場所はニューオーリンズ・スクエアにあり、この住所が33番地だったことが名前の由来となっています。
1967年の開設以来、会員制レストランとして運営されており、現在でも最も格式の高いクラブ33として知られています。
💡入会費と年会費が最も高額
カリフォルニアのクラブ33は、入会費が約25,000ドル(約375万円)、年会費が約15,000ドル(約225万円)とされています。
さらに驚くのは、新規会員の募集が10年以上停止されていたという点です。
2012年に募集が再開されましたが、現在でも2030年代まで順番待ちが続いている状態だそうです。
✅カリフォルニア版の主な特徴
・ウォルト・ディズニーが構想した元祖クラブ33
・ニューオーリンズ・スクエア33番地に位置
・入会金25,000ドル、年会費15,000ドル
・2030年代まで入会希望者が順番待ち
・最も歴史と格式のある施設
実際に利用した人の口コミを見ると「雰囲気は最高だが、料理については他のレストランと比べて特別感は少ない」という意見もありました。
ただし「ディズニーランドで唯一アルコールが飲める場所としての価値は高い」という声が多く見られます。
上海ディズニーランドのクラブ33はどう違う?
上海ディズニーランドには「33倶楽部」という名称でクラブ33が存在しています。
2016年のパーク開園と同時に設置され、ミッキーアベニューにある塔のような建物が会場となっています。
他のクラブ33と同様に会員制ですが、入会条件や料金については詳細が公開されていません。
💡法的トラブルが発生した過去
上海のクラブ33では、2017年に興味深い事件が起きています。
ある投資会社が法人会員として年会費を支払い、10枚の会員証を所持していました。
しかし不正転売をしたとして強制退会処分を受け、これを不服として訴訟を起こしたのです。
🔧上海版の利用体験
1. ミッキーアベニューの目立たない入口からベルを鳴らして入室
2. 2階がメインのクラブエリアとなっている
3. フランス料理のコースメニューが提供される
4. バルコニーから城前のショーを特等席で鑑賞可能
5. サービス料15%が別途加算される
実際に利用した人のレポートによると、「料理の味は最高レベルで、特にリブロースの照り焼きが美味しかった」という感想がありました。
また「イルミネーションショーを場所取り不要でバルコニーから見られるのは最高の体験」といった声も見られます。
ウォルト・ディズニー・ワールドには何か所ある?
フロリダのウォルト・ディズニー・ワールド(WDW)では、4つのテーマパーク全てにクラブ33が設置されています。
これは他の地域とは大きく異なる特徴で、2017年から2020年にかけて順次オープンしました。
各パークごとに異なるテーマを持ったクラブとなっているそうです。
💡各パーク別の開設年
・2018年:ハリウッドスタジオ
・2018年:マジックキングダム
・2018年:エプコット
・2020年:アニマルキングダム
WDWのクラブ33は、入会金が約33,000ドル(約495万円)、年会費が約15,000ドル(約225万円)とされています。
興味深いのは、所属するパーク以外のクラブは利用できないという制約があることです。
✅WDW版の特典内容
・会員と配偶者、26歳未満の子供向けプレミアパスポート
・年間50枚の1日パークホッパーチケット
・5日間のVIPガイドツアー
・プライベートコンシェルジュサービス
・FastPass+の優先予約
ただし「所属パーク限定というのは制約が大きすぎる」という批判的な声もネット上で見られました。
一方で「特典内容は他の地域より充実している」という評価もあり、賛否が分かれているようです。
海外と日本のクラブ33に違いはある?
海外と日本のクラブ33を比較すると、運営方針や利用条件に大きな違いがあることが分かります。
最も大きな違いは会員構成で、日本では法人会員(公式スポンサー)が中心となっています。
一方、海外では個人の富裕層会員が多く、接待というより純粋な社交場として機能している傾向があります。
💡料金体系の比較
各地域の料金を比較すると、以下のようになります。
・カリフォルニア:入会金375万円、年会費225万円
・フロリダ:入会金495万円、年会費225万円
・東京:入会金・年会費ともに数百万円以上(推定)
・上海:詳細不明
東京の場合、現在は新規会員の募集自体を行っていない状況です。
以前はJCBザ・クラス会員向けの抽選制度がありましたが、2019年に終了してしまいました。
✅地域別の特徴まとめ
・カリフォルニア:元祖、最も格式が高い、長期間の順番待ち
・上海:料理の評価が高い、ショー鑑賞の特等席あり
・フロリダ:4パーク展開、豊富な特典、パーク別会員制
・東京:法人中心、接待利用が多い、募集停止中
利用者の声を見ると「カリフォルニアは雰囲気重視、上海は料理重視、フロリダは特典重視」という傾向があるようです。
東京については「ディズニーランドでお酒が飲める貴重な場所」として評価する声が多く見られました。
世界のクラブ33で最もオススメはどこ?
結論として、海外ディズニーのクラブ33は現在3か所(カリフォルニア、上海、フロリダ)に存在し、それぞれ異なる魅力を持っています!
歴史と格式を重視するならカリフォルニア、料理とエンターテイメントを重視するなら上海、豊富な特典を求めるならフロリダがオススメです。
ただし、どの施設も会員制で入会は非常に困難なのが現実です。
もし海外ディズニーでVIP体験をしたいなら、各パークで提供されているVIPツアーやプライベートガイドサービスを利用するのが現実的かもしれません!
いつか世界のクラブ33を制覇してみたいものですね?