ディズニーキャストの挨拶がエリアごとに違うのはなぜ?挨拶の種類と意味を調べてみた!

ディズニーランドやディズニーシーで 「ハウディー!」「ボンジュール!」 なんて、普段聞かない挨拶を耳にしたことありませんか。

最初は「え?

今なんて言った?

」と思いましたが、調べてみるとこれにはちゃんと理由があったんです!

エリアごとの挨拶に隠された魅力 について詳しく調べてみました!

ディズニーキャストの挨拶がエリアごとに違うのはなぜ?

ディズニーキャストの挨拶がエリアごとに違うのは、各エリアの世界観やテーマに合わせて統一感を持たせるためです。

ディズニーリゾートでは、来場者を「ゲスト」と呼び、ゲストが各エリアの世界観に完全に没入できるよう細部までこだわっています。

たとえばウエスタンランドでは開拓時代のアメリカ西部がテーマなので「ハウディー!」、美女と野獣エリアではフランスが舞台なので「ボンジュール!」が使われています。

これにより、ゲストはそのエリアに一歩足を踏み入れた瞬間から、異なる世界に入り込んだような特別な体験ができるんです。

興味深いのは、ディズニーシーの方がランドよりもエリア限定挨拶が多いこと。

これはディズニーシーが各国の街並みや時代背景を再現しているため、実際の地域で使用されている挨拶を採用しているからなんです。

ディズニーランドの隠れた挨拶スポットとは?

東京ディズニーランドでエリア限定の挨拶があるのは、ウエスタンランド、クリッターカントリー、ニューファンタジーランドの主要エリアです。

意外と知られていないのがワールドバザールでも時間帯によって「グッドモーニング!」「グッディ!」「グッドイブニング!」といった英語の挨拶が使われていること。

ウエスタンランドの「ハウディー!」は、「How do you do?(元気ですか?)」が語源で、現代では古風な挨拶として使われることはほとんどない表現です。

親しみの気持ちを込めて元気いっぱいに「ハウディー!」と声をかけるのがポイントなんだとか。

クリッターカントリーでは「ハウディドゥー!」という、ハウディーを田舎なまりにした表現が使われています。

日本で言うところの「こんばんは」が「おばんでございます」になった感じと同じような訛りの表現ですね。

ディズニーシーの国際色豊かな挨拶文化とは?

東京ディズニーシーでは、メディテレーニアンハーバー、アメリカンウォーターフロント、ロストリバーデルタ、アラビアンコースト、ミステリアスアイランドの各エリアで限定挨拶があります。

特に面白いのがメディテレーニアンハーバーで、イタリア語で「ボンジョルノ(こんにちは)」「ボナセーラ(こんばんは)」「グラッチェ(ありがとう)」「チャオ(やあ)」「アリベデルチ(さようなら)」といった複数の挨拶が時間帯や状況によって使い分けられています

ロストリバーデルタではスペイン語の挨拶が複数使用されています。

「ブエノスディアス(おはよう)」「ブエナスタルデス(こんにちは)」「ブエナスノチェス(こんばんは)」「アディオス(さようなら)」「グラシアス(ありがとう)」「オラ(やあ)」「アミーゴス(友達)」と、まるでスペインを旅行しているような気分が味わえちゃいます。

一番ユニークな挨拶があるエリアはどこ?

ディズニーシーで最もユニークな挨拶があるのは、間違いなくミステリアスアイランドです。

ここでは「モビリス・イン・モビリ」というラテン語から来た「モビリス」「モビリ」という挨拶が使われています。

この挨拶の意味は「変化をもって変化する」で、モビリス!と言われたらモビリ!と返すのがお約束。

さらに面白いのが決まったポーズもあること。

左手を右肩あたりに当てたポーズをとるのですが、これはネモ船長のイニシャル「N」を表現して敬意を示しているんです。

アラビアンコーストでは「サラーム(こんにちは)」「マルハバン(ようこそ)」「シュクラン(ありがとう)」といったアラビア語の挨拶、アメリカンウォーターフロントでは時間帯に応じて「グッドアフタヌーン」「グッド・デイ」「グッドイブニング」といった英語の挨拶が使われています。

エリア限定挨拶でパークがもっと楽しくなる!

ディズニーキャストの挨拶がエリアごとに違うのは、各エリアの世界観を完璧に再現し、ゲストにより深い没入体験を提供するためだということがわかりました。

調べてみると、ディズニーが細部にまでこだわって作り上げた「魔法」の一部なんだなって実感しますね。

次回パークを訪れる時は、ぜひエリアごとの挨拶に注目してみてください。

キャストさんと同じ挨拶を交わすことで、そのエリアの世界観にもっと深く入り込めるはず。

「ハウディー!」や「ボンジュール!」といった挨拶を覚えて、パークでの特別な体験を楽しんでくださいね!