ディズニーシーに導入されたキャストバリケードを初体験して、問題点と現状をレポしてみた。

こんにちは、マルです☆

先日久しぶりにディズニーシーの開園待ちをしました。その時に噂の「キャストバリケード」を初体験してきたので、簡単にレポしてみたいと思います。

キャストバリケードとは?

キャストバリケードとは、ディズニーシーで2015年の夏くらいから導入された「開演ダッシュ」への対抗策です。

ディズニーではランド&シー共に、開園と共に「アトラクション」や「ショー」などの目的地に向かって我先にとダッシュする「開園ダッシュ」が問題になっていました。

ディズニーシーで導入されたキャストバリケードでは、キャストさんが入園したゲストの前に立ちはだかり、その進行方向を塞ぎます。そしてキャストさんは徐々に後ずさりをしながら、少しずつゲスト前に進めます。

これによってゲストに進行速度はコントロールされ、それにより開園ダッシュをなくすことが出来る、というのが運営側の考えだと思います。

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キャストバリケードの問題点

キャストバリケードにはまだいくつかの問題点があります。これはまだ試験的に導入されている(と考えられる)ので、今後徐々に改善がされていくでしょう。

この問題点は、大きく2つあると思います。

問題点①キャストバリケードまでは結局ダッシュする

キャストバリケードは、リドアイル手前の坂の辺りがスタート地点になります。ジェラート屋さんの向かい辺りです。

入場ゲートからその坂までは、結構な距離があります。目測ですが200mとか、それくらいはあります。50mとかの短距離ではありません。

つまり入園ゲートから坂までの間は、結局ダッシュされます。ダッシュの距離は短くはなっているものの、結局ダッシュされるのです。ここに対策するにはどうすればいいでしょうか?

問題点②道の分岐点でダッシュされる

坂からキャストバリケードはありますが、坂からしばらく進むと当然道は分岐します。その分岐する地点で、結局ダッシュを再開する、という問題があります。

例えば2015年夏時点でYouTubeに上げられた動画には、リドアイルへの分岐でキャストバリケードがなくなり、ダッシュが再開される様子が収められています。

問題点に対策はされているのか?

キャストバリケードの導入から、現時点で3ヶ月ほどが経過しています。

上記の問題点に対策はされているのか、今回のキャストバリケード初体験でレポしてみたいと思います。

キャストバリケードレポ

という訳でキャストバリケードの初体験レポです。

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やってきましたディズニーシー。この時点でだいたい6時くらいだったと思います。10月も近くなってきているので、ちょっと肌寒いです。しかし昼には暑くなるという、なんとも服装の難しい季節です。

 

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入園ゲートの前にはシャッターが降りています。当然向こうには行けません。向こう側ではキャストさんが何かお仕事をしています。

開園までの間に、何度もキャストさんが「走らないで下さい」の注意をして回ります。最近になって、みんなに聞こえる様に腰にスピーカーをつける事を始めた様です。確かにこれならみんなに聞こえるでしょう。大声を張り上げなくていいし、スマートですね。

 

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開園が近付いてきて、シャッターが上がりました。周りのテンションも上がり始めます。

 

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合奏団とミッキー&ミニーが歩いて行きます。この写真の右の方にステージがあって、そこで開演のあいさつみたいな事をします。

 

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いよいよ開演し、入場がスタートします。

やはりみんな走ります。なんとなく思うのですが、シーの方がランドより開園ダッシュをする人が多い気がしました。ランドだと開園ダッシュをする人は半分くらいな印象なのですが、シーでは本当に9割くらいの人が走っている印象です。実際にはそこまで多くはないでしょうが、かなり多い印象です。

これはたまたまでしょうか。もしかしたら、「キャストバリケードという短いゴール」を設けた事でゲーム感覚でダッシュする人が増えたのかも知れません。

キャストさんについてですが、これはハッキリと、険しい表情をしている人が多かったです。素晴らしい笑顔で「走らないで下さい」と言ってるキャストさんもいますが、かなり厳しい表情をしているキャストさんも何名かいました。確かに、顔が強ばる様な現状です。「ダメって言ったの聞いてなかったの?」と内心思っているのが伝わってくる様です。

 

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YouTube動画で見た通り、リドアイル手前の坂の辺りにキャストバリケードがありました。そこでゲストは全員足止めされます。

 

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振り返ってみると、すごい数の人です。隙間のないような感じで、ずっと人混みが続いています。もしこの人混みをかき分けて限界まで前列に来ようとする人がいたら、かなり危ないですね。

恐らく1分も待たなかった様な気がしますが(マルは到着が遅いはずなので、実際には数分待つのだと思います)、キャストバリケードが後退を始めます。

「いつからこうなったの?」

と、ちょっと不満そうな声も聞こえてきます。ですがやっぱり、何かの対策はしないと仕方ないのだと思います。

 

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道がリドアイルに分岐します。小さく看板がみえると思うのですが、これはキャストバリケードのキャストさんが持っている看板です。このキャストさんを追い越さない様に進んで行くのです。

マルはリドアイルに行かなかったのでこの先の事は分かりませんが、キャストキャストバリケードの分岐は始めた様ですね。

 

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リドアイルの先の分岐点です。坂を進むとどんどん道の分岐が出てきます。やはりすべての道にキャストバリケードを配置するのは難しいのだと思います。

この分岐を右に進むとプロメテウス火山の方面なのですが、キャストバリケードはそちらには分岐しませんでした。右に進むゲストの中にはやはり、ダッシュを再開する人がかなりいました。

 

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キャストバリケードはまだまだ続きます。マルはアメリカンウォーターフロントの広場に行きたかったので、タワー・オブ・テラー側の分岐に進みます。左に分岐した人は、トイストーリーマニア目当ての人だと思います。

 

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コロンビア号が見えてきました。この辺りでキャストバリケードはなくなります。

そして多くのゲストは、それをスタートの合図の様にして走り始めます。

 

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もちろん全てのゲストが走る訳ではありません。ですが割合はかなり多いと感じます。

 

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マルは目当てのアメリカンウォーターフロントの広場に到着です。ガラガラです。開園待ちする必要はなかったみたいです。笑

キャストバリケードにはまだ多くの問題点がありますが、これも試行錯誤の通過地点です。どんどん改善される事を望みます。しかし対策は難しく、どうやって対策するのかなあと考えたりもします。

運営もまだまだ頭を悩ませる必要がありそうです。

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