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こんにちは、マルです。
東京ディズニーランドにあるクラブ33は、すでに公にその存在が知られていますが、全貌はやはり謎に包まれています。
例えば、こういう話があるんです。「ディズニーのクラブ33会員権は、年会費500万円かかる」という話。
今回はこれについて考えてみます。
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レストランに500万円の年会費なんて払うはずがない?
と、さっきまでマルはそう思っていました。だって、いちレストランの会員権に年間500万円ですよ?しかも、予約は混み合っていて、ある情報によれば3ヶ月先までずっと満席状態だと言うのです。
だったら、全然価値ないじゃないですか。年会費を払ってクラブ33の会員になるメリットがないです。
と、マルはそう思っていたんです。さっきまで。でも、それは違うんじゃないかな〜?と思い始めました。つまり、クラブ33の会員権には年間500万円の価値がある。例え3ヶ月待ちの状態だったとしても。
今回の話の前提
この「クラブ33年会費」の話というのは、その額について諸説あります。なのでどれが本当か分かりません。ゼロの可能性もあります。アメリカのクラブ33では2012年から会員の一般募集が始まっていて、その入会費が100万円で月会費が50万円、という話もあります。ですが定かではないです。
今回は、「クラブ33には年会費が存在していて、しかも高い」という前提で話します。そして「それでも価値がある」という理由を話します。
マルの今の考えとしては、「クラブ33に会員費はない」と思っているのですが、今回は「会員費はある」「会員費があっても」という前提です。
クラブ33の年会費が500万円でも価値がある理由
なぜ、クラブ33の会員権には年会費500万円の価値があるのでしょうか?
これは視点をずらすと分かります。
「クラブ33は自分が行く為の場所ではない」
という事です。クラブ33を自分で利用しようと思うと、3ヶ月待ちの状況に対してとてもがっかりした気持ちになります。確かに「自分だけが使う」と思うと、年間500万円の価値は、とてもじゃないですが「ない」です。
ですがそこをずらして、「客人をもてなす」ということで考えると、価値観ががらりと変わります。
ディズニーにはたくさんのファンがいます。例えば「商談」で考えてみましょう。取引先の役員がディズニーのファンである可能性は小さいかも知れません。しかし、その奥さんや娘に視点をずらすとどうでしょうか?奥さんや娘がディズニーのファンである可能性はとても高いです。そしてクラブ33の価値も知っている可能性も高いです。
何気ない話の中から奥さんや娘さんがディズニーのファンである事を聞き出せたとします。そうしたら、いやらしくなく、自然な流れでクラブ33へ招待するのです。
ここでのポイントは、クラブ33への来店は会員本人がいなくても可能であると言うことです。つまり、会員である自分の名前を使う事で、取引先役員の奥さんや娘さんはクラブ33を予約する事が出来ます。家族3人での会食にすれば奥さんや娘さんに自慢出来る事請け合いでしょう。「いや、お父さんの取引先の人がね・・・」と、鼻高々に言うことが出来ます。父親の威厳はとてつもなく高く保たれます。それがその後の商談に良い影響を与える可能性は大きいです。
「3ヶ月待ち」の状況に不満を感じるのは自分が「年会費500万円を払っている会員だから」です。客人からすればその3ヶ月は「待ち遠しい」というプラスの時間になるでしょう。ネットで情報収集をしたり、不快なものでは間違いなくないはずです。
さらに、商談相手の奥さん娘さんの誕生日を把握しておいて、毎年その日にクラブ33へ招待する、というのはどうでしょうか。クラブ33にはバースデープランもあり、そのプランではミッキーが登場してもてなしてくれます。これはとても自然なプレゼントの方法だと思います。
・・・・と、上の例はちょっと露骨でいやらしく聞こえるかも知れませんが、そんな事もないのです。クラブ33の会員であるという正当な権利を使って、取引先の重役を喜ばせてあげただけの事です。むしろいいことではないでしょうか。
[ad#ad-2]それに向こうが感謝を感じるかは知りません。商談がうまく進むかは分かりません。ただ多くの場合、この事によって人間関係が円滑に進むでしょう。少なくとも悪い感情を持つ事はありません。もちろん露骨に「うちといい条件で取引してもらえればクラブ33に招待します」というのはNGな気がしますが、頭の中にある程度の計算を持って招待をするのは、賢い行動だと思います。
そして、例え商談がうまくいかなくても、クラブ33には招待を続けてあげればいいと思います。そうでないと向こうも悲しむでしょうし、「ディズニーのクラブ33はおかしな商談に使われている」と言った噂が立つ可能性すらあります。好意をを感じて貰ってプラスになるのは、仕事の上の事だけではないですからね。
この例は、自分の家族にも使えますよね。奥さんや、年頃の娘さんも「お父さんはクラブ33の会員権を持っている」と思ったら、威厳を感じてくれるかも知れません。
以上の話は説明の為に「打算的に」書いているので感じが悪く聞こえると思いますが、素直な感情としては「相手に喜んで貰えるから招待する」という事です。
クラブ33に行けるということは、一般のゲストからすれば夢の様な事です。一生に一度あるかないかです。
もちろん親戚にプレゼントする事も出来るでしょう。親を招待することだって出来ます。
大げさに言えば、クラブ33の会員権によって、みんなを幸せにする力を手に入れる事が出来るのです。いえ、多分大げさな話ではないと思います。
マルはクラブ33の年会費の話については疑問を持っていて、「会員費ゼロなんじゃないか?」と現在のところは思っているのですが、以上の点を考えると年間500万円でも十分に価値があると思います。
基本的には経営者の身分の方にとって価値のあるものではないでしょうか。