クラブ33にドレスコードがある理由は「一般のゲストの為の施設ではないから」

こんにちは、マルです。

先日クラブ33のドレスコードについて書きましたが、今回はその続きです。なぜ、クラブ33にはドレスコードがあるのか?推測も含めてですが書いていきます。
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クラブ33にドレスコードが存在する理由

ディズニーランドという遊興施設の中に存在しながらも、クラブ33にはドレスコードが存在します。これは異様な事です。ドレスコードなんかあったら、その後のディズニーランドはどう楽しめばいいんですか!マルは怒りに似た感情を覚えました。(嘘です)

ですがその怒り(嘘)は、全くの検討違いだったのです。クラブ33にドレスコードがあるのは妥当であると、今では思います。調べてみたら本当にそう思いました。そして「クラブ33に行きたい」という夢をほぼ諦めました。結論から言いますが、あそこは一般人が行ける場所ではないのです。

クラブ33の存在理由から考える

クラブ33の設立された経緯を考えてみましょう。クラブ33はアメリカと日本のディズニーにしかないのですが、もちろん元祖はアメリカのクラブ33です。

クラブ33は元々ウォルトディズニーが客人をもてなす為に作った施設でした。ごく近い、友人や仕事関係の方をもてなす為です。これには、一般のゲストが含まれる事はもちろんありません。

日本のクラブ33も、現在ではネットの普及によりさまざまな写真、動画が拡散される様になりしたが、基本的には非公開の場所です。これは今でもそうです。2013年に運営側が「クラブ33の画像や動画をSNSやブログに公開することを禁止」したのも、急激なネットの普及に対応する為でしょう。

昔も現在も、クラブ33の客は「ディズニーの関係者」です。スポンサー企業の役員だったり、ディズニー声優をした芸能人だったりです。そしてあとは「更にその関係者」です。「ディズニーの関係者」が商談や接待に使ったりする様です。

つまり、クラブ33は、ディズニーにありながら、一般のゲストの為の施設ではないのです。ディズニーの関係者が、ディズニーが好きな仕事相手をもてなすために使う様な場所なのです。

仕事で使う場所であれば、やはりあまりにもカジュアルな格好で来店されては困ってしまいます。そういった苦慮があり、クラブ33にはドレスコードが設けられたのではないでしょうか?
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クラブ33にドレスコードが設定されたのは2015年4月

クラブ33のドレスコードは、2015年の4月から設定される様になりました。つまり、この記事を書いている今年です。

おそらくですがクラブ33の存在がネットにより広く知られる事になった為、「関係者」にクラブ33来店をねだる人が続出したのではないでしょうか?それは「妻の友達」だったり「子供の友達」だったりです。

その方達は「運」に恵まれて来店している一般人です。当然仕事は関係なく、社交場としての利用をするワケでもありません。普通にパークを楽しみたい人達ですから、もちろんドレスコードには気を使いません。

その様な状況が続いてきたため、クラブ33の本来の目的である「社交場」の意味合いが崩れてきたのだと思います。ですから暗黙であった「ドレスコード」を明示したのではないでしょうか。

時を同じくして2013年には「クラブ33の写真をSNSやブログで公開すること」が禁止されました。これも「クラブ33本来の方向性と違ってきている」という判断からでしょうね。

”一般の”クラブ33利用者への配慮の可能性も・・・

もしかしたら、こういう可能性もあります。

暗黙のドレスコードがあるとしたら、そこに普段着で飛び込んだ人はものすごい息苦しさを感じるものです。そんなに面の皮の厚い人ばかりではありません。

そういう方は、こう思うかも知れません。「だったら、ドレスコードを設定していて欲しかったな・・・・」

クラブ33の存在が知られるにつれいわゆる「一般のお客様」が増えたはずです。その時に恥ずかしい思いをしなくて済むために、一応の基準としてドレスコードの明示をする様になったのではないか・・・?という可能性もありますね。