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こんにちは、マルです☆
ディズニーでは、入園前に必ず手荷物検査をしています。これはどんなに混雑していようが、かならず実施されます。初めてディズニーに来た人はもしかしたらビックリするかも知れませんね。
というわけで今回は「ディズニーの手荷物検査」についてお伝えします☆
ディズニーの手荷物検査ではどんな事をするのか?
ディズニーでは必ず、来園者の手荷物検査を実施します。これは混雑状況に関係なく、入園ゲートの手前で必ず実施されます。
ではどんな事が手荷物検査として実施されているのか?
なのですが、実際には大したことは行われていません。パーク内に持って行くバッグの中身をちらっと見て、終わりです。マルも毎回「ちゃんと見てるのかな?」と思ったりもするのですが、「見るべきポイント」はマニュアルによって決まっていて、それに従ってキャストさんはチェックしているのだと思います。
手荷物検査は「バッグ単位」で行われる
手荷物検査は「バッグ単位」で行われます。マルの経験では「1つのバッグにつき、メインの収納を一つ見せればOK」です。
他のゲストの方で2つバッグを持っている人は、「そちらのバッグも見せて頂けますか」とキャストさんに言われたりもしています。例えば「大きなメインバッグと小さなサブバッグ」を持ち込む場合なら、その二つともの中身を見せる必要があります。
ですが、バッグごとの「すべてのポケットを見せる」ところまでは求められない様です。マルが持っているバッグには小さなポケットが複数付いていますが、そこも見せる様に言われたことはありません。
ですので、手荷物検査の前にバッグのメインの収納の口を開けておくことで、スムーズな入園が可能になります。チェックの時間としては本当に3秒とかそんなものです。
キャストさんによって手荷物検査の厳しさが違う?
手荷物検査の厳しさの度合いに関しては、キャストさんにより違いがあったりする様です。
例えば、
- バッグの底まで見える様に中に手を入れられる
- バッグインバッグの中身を聞かれる
という事もある様です。
キャストさんはマニュアルの範囲内で行動していますから、ゲストとしては求められた様に協力をしましょう。パーク内の安全の為に決められた事ですから、決して不快に思うところではありません。もちろんマルも、「すべてのポケットを見せて下さい」と言われたら、そのように協力をします。
手荷物検査の意味
経験してみれば分かりますが、ディズニーの手荷物検査はかなり緩い基準でされています。「意味あるのかな??」と不思議に思う方もいるかもしれません。
ですがこの手荷物検査には、「バッグの中身を確認して危険なものを発見する」という事以外に、他の目的も存在しているのです。それは「あやしい人物を事前に排除する」事です。
よくテレビでやっている「警察24時」を想像してもらうと分かるかと思うのですが、悪い事をやっている人と言うのは、警察を見ると行動が不自然になります。パトカーがあれば目を伏せるし、検問をしていればそこを避けようとします。
つまり、本当に悪い事をしようとしている人は、「手荷物検査を実施している」というビジュアルに拒絶反応を示す可能性が高いのです。「見つかったらどうしよう」「バレたらどうしよう」と考えて、入園をしない可能性があります。
手荷物検査をあまりにも嫌がる人がいたら、不審な人物としてマークする事も出来るでしょう(もちろん手荷物検査が完了しなければ入園出来ません)。マルも何度となくディズニーには行っていますが、手荷物検査に駄々をこねてトラブルになっている人は見たことがありません。それくらい、手荷物検査にスムーズに協力できない人間は目立ちます。
手荷物検査はいつから?なぜ始まったのか
日本のディズニーで手荷物検査が始まったのは、2001年の事でした。意外に思われるかも知れませんが、手荷物検査は比較的最近導入されたのです。マルは2001年以前にもディズニーに行っていますが、手荷物検査に関する記憶は全くなくて、「昔からやっていたんだろうな」くらいにしか思っていませんでした。でも、実際には違いました。
手荷物検査が2001年に始まった理由は、テロ対策です。2001年にはアメリカで同時多発テロが起こりました。世界中でテロへの恐怖が広がって、それに対策する意味で手荷物検査は始まったのです。ディズニーと言えば「アメリカを象徴するキャラクター」に間違いありませんから、テロの標的になる可能性は少なからずあります。ディズニーランド・シー共にアメリカの国旗はちらほら見かけますからね。
テロ対策、とは言うものの、他の軽微な犯罪や事故への対策の意味も当然あって、2001年以降パーク周辺での犯罪や事故は激減したそうです。
この事から、テロへの警戒感がある程度薄らいだ今でも東京ディズニーリゾートでは手荷物検査を実施しており、今後それを中止する必要性も特にないかと思われます。何らかの事件事故をきっかけとして、手荷物検査が強化される可能性はあるでしょうね。