ビッグサンダーマウンテンって何回落ちるんだろうって気になったことありませんか?
東京ディズニーランドの人気マウンテン系アトラクションを調べてみると、意外な事実が判明しました!
実は大きく落下する箇所はたった1カ所で高さは約2メートルという控えめな設計になっているんです。
でも、なぜこんな設計になっているのか、他のマウンテンとはどう違うのか?
詳しく調べてみました!
ビッグサンダーマウンテンの落下回数はホントに1回だけなの?
調べてみると、ビッグサンダーマウンテンの落下回数は確かに1回だけでした!
これって意外と少ないですよね。
他の絶叫系アトラクションと比べてみると、スプラッシュマウンテンは小さめの落下を含めて4回も落下するんです。
そう考えると、ビッグサンダーマウンテンの落下回数がいかに少ないかがわかります。
落下するタイミングは終盤の恐竜の骨がある場所で、高さは約2メートル、角度は約45度という設計になっています。
落下時間はほんの一瞬ですが、その瞬間のスリルがたまらないんですよね!
この1回だけの落下が、お子様や絶叫系が苦手な人でも何回も乗りたくなってしまう理由の一つになっているようです。
なぜこんなに控えめな落下設計になっているの?
ビッグサンダーマウンテンが控えめな落下設計になっている理由を調べてみると、ファミリー向けのアトラクションとして設計されているからだとわかりました。
最高速度も約40km/hと、3大マウンテンの中では一番遅い設定になっているんです。
でも、これは決してマイナス要素ではありません!
全長が約1000メートルもある長いコースを、カーブや急旋回を中心とした構成で楽しませてくれる設計になっているからです。
落下よりも横方向の遠心力やスピード感を重視した作りになっていて、座席によって体感速度がまったく違うのも特徴的です。
後ろの座席ほど前に引っ張られて速度や遠心力が増すので、よりスリルを味わえるようになっています。
老若男女誰でも楽しめるコースターとして、絶妙なバランスで設計されているんですね。
他のマウンテン系アトラクションと比べるとどう違うの?
東京ディズニーランドの3大マウンテンを比較してみると、それぞれまったく違う魅力があることがわかりました!
・スプラッシュマウンテン:落差16メートル、最高速度65km/h
・スペースマウンテン:落差なし、最高速度50km/h
・ビッグサンダーマウンテン:落差2メートル、最高速度40km/h
スプラッシュマウンテンは圧倒的な落差とスピードで勝負しているのに対し、スペースマウンテンは暗闇の中での急旋回がメインの魅力になっています。
一方、ビッグサンダーマウンテンはコースの長さとカーブの面白さで勝負している感じですね。
実際に巻き上げが3回もあって、その度に違った景色や角度からの景観を楽しめる設計になっているんです。
落差や浮遊感を求めるならスプラッシュマウンテン、予測不能な動きを楽しみたいならスペースマウンテン、そして安定したスリルと長時間の爽快感を味わいたいならビッグサンダーマウンテンという使い分けができそうです。
回転率の良さも人気の秘密?
ビッグサンダーマウンテンが人気の理由の一つに、回転率の良さがあります。
定員が30名と多く、コースの設計上、効率よくゲストを案内できるようになっているんです。
そのため表示されている待ち時間よりも実際は早く乗れることが多いという嬉しいポイントもあります。
ファストパスも比較的遅い時間まで発券していることが珍しくないので、他の人気アトラクションの後でも十分間に合うことが多いんです。
開園直後や夜の時間帯が比較的空いているという情報もあるので、効率よく楽しみたい場合は狙い目の時間帯を選ぶのがおすすめです。
このように、アクセスしやすさも含めて計算された設計になっているのが、長年愛され続けている理由なのかもしれませんね。
ビッグサンダーマウンテンは家族みんなで楽しめる絶妙なアトラクション
調べてみて改めて感じたのは、ビッグサンダーマウンテンの絶妙なバランス感覚でした。
落下回数1回、高さ約2メートルという控えめな設定ながら、全長1000メートルの長いコースと巧妙なカーブ設計で、しっかりとしたスリルを提供してくれているんですね。
他のマウンテン系アトラクションがそれぞれ特化した魅力を持つ中で、ビッグサンダーマウンテンは万人受けする設計を貫いているのが印象的でした。
絶叫系が苦手な人でも挑戦しやすく、でもちゃんとスリルも味わえる。
まさにディズニーらしい「みんなで楽しめる」アトラクションだと思います!