ビッグサンダーマウンテンのエントランスで、大きなサボテンを見かけたことはありませんか?
「あれって作りものかな?」と思ってしまいそうですが、実は驚くべき秘密があるんです!
アトラクション周辺にあるサボテンはすべて本物の植物で、さらにエントランス右側の巨大なサボテンには夏の夜だけの特別な魅力が隠されています。
今回は、そんなビッグサンダーマウンテンのサボテンにまつわる不思議な世界を調べてみました!
ビッグサンダーマウンテンのサボテンはホントに本物?
ビッグサンダーマウンテンの周辺に生えているサボテンを見ると、あまりにもリアルで「これって本物?」と疑問に思う方も多いはず。
アトラクション周辺にあるサボテンはすべて本物なんです!
これらのサボテンは「鬼面角(きめんかく)」という柱サボテンの一種で、柱サボテンの中でも一番大きく育つ種類として知られています。
ゴツゴツとした見た目が、ビッグサンダーマウンテンの荒野の雰囲気にぴったりマッチしているんですね。
東京ディズニーランドでは、アトラクションの世界観を大切にするため、こうした植物にもこだわりを持って選ばれています。
本物のサボテンを使うことで、より本格的なアメリカ西部の雰囲気を演出しているというわけです。
エントランス右側の大きなサボテンの秘密とは?
ビッグサンダーマウンテンのエントランス付近には、ひときわ目を引く大きなサボテンがあります。
この巨大なサボテンこそが、夏の特別なスポットとして多くのゲストに愛されている存在なんです。
このサボテンの最大の特徴は、夏の夜にだけ花を咲かせるという不思議な性質にあります。
昼間に見ると蕾は確認できますが、花は咲いていない状態。
しかし、日が暮れて夜になると、美しい白い花がサクサクと開花するんです。
実際に東京ディズニーリゾート公式からも「夜にしか咲かず、朝になると花が閉じてしまいます」という情報が発信されており、この特別な性質が広く知られています。
まさに夜のディズニーランドでしか見ることのできない、貴重な光景というわけですね。
夏の夜にだけ咲く花の不思議な性質とは?
このサボテンの花には、とても興味深い特徴があります。
花が咲くのは夜の間だけで、朝になると地面にポトリと落ちてしまうんです。
一度咲いた花は、たった一晩で役目を終えてしまうという、なんとも儚い存在なんですね。
なぜこのような性質を持っているのでしょうか?
乾燥した大地で生き抜くための工夫だと考えられています。
夜の間に虫を誘って受粉を行い、日が昇る頃には無駄に水分を蒸発させないよう花を落とす。
そんな生存戦略が備わっているんです。
暗闇に浮かぶ真っ白な花は、どこか妖艶で美しく、まるでビッグサンダーマウンテンの神秘的な力を表現しているかのよう。
花が見られるのは夏の夜だけという限定性も、この場所を特別なスポットにしている理由の一つです。
ディズニー公式アプリでも確認できる細かい演出とは?
実は、このサボテンの花の演出は、東京ディズニーリゾートの公式アプリでも楽しむことができるんです!
アプリの地図機能では、夏の夜になるとサボテンに花が咲いている表示に変わるという、とても細かい仕様が組み込まれています。
この演出について調べてみると、多くのディズニーファンが「夜にアプリをチェックすると、ホントに白い花が咲いている!」と驚きの声を上げています。
こうした細部への配慮こそ、ディズニーの魅力の一つと言えるでしょう。
また、サボテンの近くには隠れミッキーも潜んでいるので、花を見に行った際は合わせて探してみるのも楽しいかもしれませんね。
アプリと実際のパークの両方で、同じ演出を体験できるという贅沢な仕組みになっています。
ビッグサンダーマウンテンがもっと特別になる場所
今回調べてみて、ビッグサンダーマウンテンのサボテンには想像以上に深い魅力があることが分かりました。
すべて本物のサボテンを使用し、特にエントランス右側の大きなサボテンは夏の夜だけの特別な花を咲かせる。
そんな自然の神秘とディズニーの演出が組み合わさった、まさに唯一無二のスポットなんですね。
次回ディズニーランドを訪れる際は、アトラクションを楽しむだけでなく、こうした細かな部分にも注目してみてください。
きっと新しい発見があって、パークがもっと特別な場所に感じられると思います。