イクスピアリにディズニーキャラクターが存在しない理由

こんにちは、マルです☆

ディズニーに行ったら必ず立ち寄りたい商業施設と言えばイクスピアリ。食事が出来る店舗も豊富にあって、歩いているだけで楽しい気持ちになれます。

明らかにディズニーリゾート系列のこの施設なんですが、実はその内部にはある違和感が存在していたりします。

イクスピアリにはディズニーキャラクターがいない

実はイクスピアリには、ディズニーキャラクターが存在していません。一部例外として「ディズニーストア」などがあったりますが、それは「ディズニー関連のショップ」という事であって、イクスピアリのイメージキャラクターなどとしてミッキーが登場する事はありません。

これはかなり徹底されていて、例えばイクスピアリの従業員が「ディズニーのグッズ」を身につける事も禁止されている様子。

そういえば不思議に思った事があったのですが、イクスピアリにあるクロックス屋さんには「ディズニーキャラクターのジビッツ」がないのです。(ジビッツというのは、クロックスの表面に空いた穴に取り付けるアクセサリーの事です)

ディズニーのジビッツは、どこのクロックス屋さんに行っても置いてあるものなのでマルは意外に思ったのです。店員さんに聞いてみた事があるのですが、「ディズニーのジビッツはおけないんです」という様な事を言っていたと記憶しています。

ディズニーキャラクターが存在しない理由は?

明らかに東京ディズニーリゾートに関係する施設でありながら、なぜイクスピアリはディズニー色を隠した施設になっているのでしょうか?例えば、イクスピアリの正面をディズニーキャラクターで華々しくデコレーションする事だって出来たはずです。

実は、アメリカのディズニー側はそれを望んでいました。イクスピアリをディズニーカラーの強い商業施設として作ろうとしていたのですが、日本のオリエンタルランドがそれに難色を示したのです。

ディズニーのキャラクターを使うには当然、高額なロイヤリティが発生します。イクスピアリの経営において、オリエンタルランドはそれを拒否しました。「脱ディズニー」の経営にも取り組もうとしたのです。

つまりイクスピアリにディズニーキャラクターがいないのは、ディズニーとキャラクター使用に関する契約を結んでいないからだったのです。

オリエンタルランドはそれまで、ほとんど「ディズニー一色」の会社でしたから、イクスピアリは「脱ディズニー」の試金石であったと言われています。

現在ではオリエンタルランドは、新浦安にあるブライトンホテルを買収して、ホテル事業にも手を伸ばしていますね。