ディズニーシーのアクアスフィアは元々「灯台」だった

こんにちは、マルです☆

東京ディズニーリゾートは日本にあるんですが、ディズニーはアメリカの会社です。なので文化の違いもあって、日本で受け入れる為に様々な「日本ナイズ」が試みられた様子。

その一つが、今回ご紹介するアクアスフィアの話なんです。

アクアスフィアは元々「灯台」だった

ディズニーシーのゲート正面にそびえ立つアクアスフィア。今では当たり前の様にして受け入れられているのですが、実は元々「灯台」になる予定だったんです。

ディズニーシーを作る際、アメリカのディズニーが提案したシンボルは「灯台」。しかしこれに日本のオリエンタルランドが難色を示した事で、現在のアクアスフィアとなりました。

日本のオリエンタルランドが難色を示すのも納得。降りエンタランドは、「灯台は日本人の多くには良い印象で受け止められないだろう」と考えたのです。

灯台の対する日米のイメージの違い

灯台に対するイメージが、日本人とアメリカ人の間ではかなり違っています。一言で言えば、灯台に対して日本人はネガティブのイメージを持っており、アメリカ人はポジティブなイメージを持っている、と言う事。

アメリカ人は灯台を「帰還」や「祖国」のイメージで見ているそうです。

逆に日本人はと言うと、ネガティブ、というのは言い過ぎかもしれませんが、何か切ない様な、寂しいイメージを持っている人が大半なのです。これはマルもそうですね。灯台って、なんだかポツンと、テトラポットに囲まれた堤防の先端にいる感じがします。いい言い方をすると、渋い感じと言うか。

少なくともポジティブ全開のイメージではないので、アクアスフィアに変更したのでしょうね。アメリカのディズニーの意見を取り下げるのは大変だったかも知れませんが、オリエンタルランド側の情熱の強さが伺えますね。

実はシーにひっそりとある灯台

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知っている人も多いかと思いますが、実は現在のシーに「灯台」は存在しています。場所はダッフィーでおなじみのケープコッドの外れ。

この灯台、アメリカのディズニー側の提案がそのまま通っていたら、存在していなかったのかも知れませんね。